規模 | 業種 | 目的・効果 |
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5000人~ | 衣料品・雑貨等の企画・製造・販売 | 地域住民への還元施策、従業員のヘルスリテラシーの向上 |
課題
解決策
効果
―「ADASTRIA BAZAAR!」に「Offi-Stretch®」導入を決めた理由をお聞かせください。
関川氏:「ADASTRIA BAZAAR!」はアダストリア創業の地である水戸の皆さまに感謝をお伝えする機会としてスタートしました。アダストリアが展開するブランド・プロジェクトのコンテンツを体験できるブース以外にも、地元スポーツチーム、地元企業の方々などに多数の出展をいただいています。3回目を迎える今年は、イベントの主旨でもある地域の皆さまへの感謝をより伝えられるコンテンツの導入を検討していました。
毎年多くの方にご来場いただけるのですが、長い時間、列でお待ちいただく場合もあるため、お客さまの疲労を軽減できるものがよいのではないかと考えていました。そうした中で、専門性の高い理学・作業療法士による「姿勢診断・ストレッチ体験」を提案してもらいました。肩こりや腰痛をはじめとした課題は多くの人が抱えている一方、プロによる施術を受ける機会は多くはありません。こうした貴重な機会をイベント内でお客さまに提供できることがとても魅力的でした。
―お客さまの反響はいかがでしたか。
山角氏:「プロスポーツ選手をサポートしている」というキャッチコピーも効果的で、多くの方が興味をもっていた印象です。さらに、10分という短時間で体験できることからご家族を待っている隙間時間や休憩時間に体験されている方が多くいらっしゃいました。予約なしで気軽に施術を受けることができるので、参加のハードルも低かったのではないでしょうか。
また、施術内容についてもとても好評で「スッキリしたのはもちろんですが、これからの日常でできるストレッチを教えていただいて非常によかったです!」などのお声がありました。その場で終わってしまうマッサージなどとは異なり、自身の身体にあった知識を身につけていただけるという点も、お客さまに感謝を伝えたい「ADASTRIA BAZAAR!」の本質的な価値を体現していると感じました。
イベントは2日間でしたが、初日に施術を受けた方が翌日もいらしたり、口コミを聞いたお客さまが来場してくれたりと、イベント全体の盛り上がりにも寄与してくれたと思います。
―イベントを運営するスタッフのみなさまにも体験していただきました。
関川氏:当社では従業員自らがヘルスリテラシーを高め、健康維持・増進活動に取り組む風土と環境づくりを通じたウェルビーイング実現を目指しています。ただ、特に若い世代の従業員を中心に、多忙な生活の中では積極的に健康について考えることは難しい場合もあります。そこで、今回のイベントではスタッフの施術枠も設け、自分の身体と向き合うきっかけをつくりたいと思いました。「長く悩んでいた腰痛や肩こりがすっきりした」など効果を実感している人も多く、理学・作業療法士の方のアドバイスを受けて健康についての意識が変化した人もいるのではないでしょうか。
慣れないイベント運営はスタッフにとってハードな部分もあり、今後もスタッフのケアに関するコンテンツは継続していきたいです。