規模 | 業種 | 目的・効果 |
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5000人以上 | インターネットサービス | 長時間デスクワーカーの身体不調改善 健康促進 |
課題
解決策
効果
――これまでの福利厚生施策のお取組みについて教えてください。
新里氏:当グループは経済産業省が定める「健康経営優良法人」に認定(※1)されるなど、起業当時から従業員(パートナー)の働きやすさを支援する福利厚生施策に重点を置いています。例えば、2012年からスタートした「おひるねスペース GMO Siesta」では、パートナーが頭をクリアにし、クリエイティブな発想を生み出す助けとなるよう、20分程度のお昼寝を推奨しています。平日の12時から専用スペースを開放し、誰でも気軽にお昼寝ができる環境を整えています。他にも、有酸素運動から筋力トレーニングまで、様々な運動目的に対応した最新のマシンを取り揃えているフィットネスGYM「GMO OLYMPIA」などがあります。
山本氏:また、社内有志によるウォーキングや運動に関するイベントも定期的に開催しています。最近では「GMOウェルネス」という社内の健康施策に関する情報を集約したサイトも開設、「パートナー健康推進室(※2)」などの新部署も立ち上げ、パートナーにとってより快適な環境を提供できるよう改善を進めているところです。
――様々な施策を行われている中で「Offi-Stretch®」に感じていただいた価値とは。
山本氏:当グループはパートナーのうち、半数以上をエンジニアとクリエイターが占めています(2024年12月時点)。業務の内容上、どうしても長時間のデスクワークになってしまうこともあり、体のケアに対する需要は高いと感じています。
新里氏:既に「GMO Bali Relax」など予約制のマッサージが受けられる施策も行っていたのですが、こちらは主にリラクゼーションを目的としていました。一方「Offi-Stretch®」では不調の解決を目的に、理学療法士の方が根本から体の改善を行ってくれるという点に、これまでにはない可能性を感じました。今回はイベントでスポットという形で実施しましたが、予約枠はすぐにうまり、終了後も継続利用を希望する声が多く寄せられました。
山本氏:私自身も2回施術を受けたのですが、マッサージとは全く違う効果を実感しました。肩や腰の痛みがなぜ起きているのか、国家資格を持つ専門家の方に説明をしてもらうことで理解度も高まりました。また、未来のリスクや姿勢改善のためのストレッチなども教えてもらえるなど、自宅でもストレッチをするきっかけになりました。
――「Offi-Stretch®」に今後期待することや、福利厚生施策で重視する指標などをお聞きかせください。
新里氏:「Offi-Stretch®」を通して、自分の身体について知る機会が得られたと感じています。何となく不調を感じたときに、身近に専門的な相談や施術を受けられる場所があることが大切だと感じました。
山本氏:身体の不調はパフォーマンスの低下や生産性の低下にもつながってしまいます。「Offi-Stretch®」をはじめとしたサービスを提供することで、パートナーが意欲・能力を発揮でき、生き生きと働くことができる環境をこれからも目指していきたいと考えています。