2025.4.1
健康経営 エンゲージメント【人事になったら知っておきたい】メンタルヘルス不調のサイン。この人うつかも?と感じたら確認する3つのこと
近年、労働者の「メンタルヘルス不調」がトピックとして挙げられることが多くなっております。
2024年にパーソル総合研究所が実施した「若手従業員のメンタルヘルス不調についての定量調査」によると、過去3年以内に治療なしでは日常生活が困難なほどのメンタルヘルス不調を経験した正規雇用者は、14.6%いると報告されています。

過去3年以内のメンタルヘルス不調経験率
パーソル総合研究所(2024),若手従業員のメンタルヘルス不調についての定量調査より引用
正規雇用者の6-7人に1人の割合でメンタルヘルス不調を経験しているのは、非常に多い数値だと思います。
しかし、メンタルヘルス不調を有している社員は、周りに気を使って相談ができなかったり、そもそも本人も自覚していない場合もあります。
そのため、「メンタルヘルス不調」を発見することは難しいと言われています。
ただ、「メンタルヘルス不調」には様々なサインがあります。
それらのサインを知ったうえで、改めて社員に接することで、「メンタルヘルス不調」を見抜くことができると思います。
本記事を通じて、人事・総務の方におかれましては、メンタルヘルス不調社員の早期発見に繋がりますと幸いです。
目次
①あなたの身近にも潜んでいる「メンタルヘルス不調」とは
メンタルヘルス不調とはなにか
メンタルヘルスの悪化した状態を、「メンタルヘルス不調」といいます。
「メンタルヘルス不調」になると、生産性が失われ、効率的に働くことが出来なくなってしまいます。
また、「メンタルヘルス不調」が進行することにより、身体、行動、感情、人間関係等にまでも悪影響を及ぼしていきます。
仕事だけでなく、日常生活にも影響を及ぼしてしまうこともあるのが「メンタルヘルス不調」です。
メンタルヘルス不調は企業に大きな影響を与える
メンタルヘルス不調は、企業に大きな影響を与えます。
パーソル総合研究所が2024年に実施した「若手従業員のメンタルヘルス不調についての定量調査」によると、過去3年以内のメンタルヘルス不調経験者のうち、勤務先を退職したのは、25.3%いると報告されています。

メンタルヘルス不調経験者の退職率パーソル総合研究所(2024),若手従業員のメンタルヘルス不調についての定量調査より引用
メンタルヘルス不調経験者のうち4人に1人が退職するという数字は、非常に大きい割合だと感じるでしょう。
また、その内訳としては20代が35.9%と他年代と比べ非常に多いことがわかりました。
生産世代の20代の社員が退職することは、企業に取って大きな損失となることは間違いありません。
このように若い世代の「離職率の上昇」は、企業へ大きなダメージを与えることになります。
離職が増えることにより、「採用コストの増加」も次なる問題となって生じてきます。
また、それ以外にも
- ◉生産性低下
- ◉職場の雰囲気悪化
- ◉企業の評判悪化
など様々な問題が生じます。
企業へのダメージについて、詳しくはこちらの記事を御覧ください。
メンタルヘルス不調を発見することは難しい
「メンタルヘルス不調」は、精神疾患(うつ病・適応障害等)として診断がついているわけではありません。
ただ、「うつ病」「適応障害」のように、診断名がつかない状態から、「メンタルヘルス不調」のサインが現れることがあります。
人事や採用担当の方々に置かれましては、そのサインを見逃してしまうことが、企業への様々なダメージに繋がってしまいます。
②この人うつ?と思ったら確認すべき3つのこと
それでは、「メンタルヘルス不調」のサインを紹介していきます。
「この人もしかしたら”うつ”かも?」と思ったら、まずは下記のポイントを確認してみてください。大きく分けて「行動面」「精神面」「身体面」と3つのサインがあります。
行動面のサイン
行動面のサインは、実際に表出されるサインのため、外から気づきやすいことが多いです。
行動面のサインは主に下記が挙げられます。
▢会社に遅刻、欠勤することが増えた。
▢会社に出社したがらない様子がみられる。
▢会話、口数が減る。
▢否定的な発言が増える。
▢ピリピリ、イライラしていて落ち着きがない。
▢以前は交流が多かったのに、人との接触を避けるようになる。
▢趣味活動が減っている。興味を示さなくなった。

普段と比べて上記のような行動がみられていたら要注意です。
精神面のサイン
精神面のサインは、実際に表出しないことも多いので、注意深く観察することが必要です。
行動面のサインは主に下記が挙げられます。
▢不安な表情を浮かべている。
▢気分が落ち込んでいる様子。
▢何事にも悲観的になる。
▢何事にも興味がもてない。
▢ボーっとしてしまうことが多い。

内面的なサインが多いですが、普段との様子の違いから感じ取れる部分も多いです。
身体面のサイン
【睡眠面】
▢いつも眠そうにしている
▢目にクマができている

【食事面】
▢食事力が極端に多い、少ない
▢急激に太った、痩せた
▢暴食をしている
▢食事が美味しくなさそう

【その他】
▢疲れている
▢朝の出社と同時に疲れ切っている
▢「頭、肩、首が重い」と言っている
▢「頭痛がする」と言っている
▢「下痢や便秘が続く」と言っている
厚生労働省 働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト こころの耳 より引用

以上、「行動面」「精神面」「身体面」のサインを紹介させていただきました。
これらの1つ1つのサインは、皆さんも一度は経験があったりするかもしれません。
ですが、これらのサインが1,2週間以上続くような場合は要注意です。
ストレスチェックシート
厚生労働省では、ストレスチェックが行えるシートを配布しております。
厚生労働省版ストレスチェック実施プログラム(厚生労働省HPより引用)
メンタルヘルス不調で当てはまる項目が多い社員がいた場合は、ぜひチェックシートを活用してみてください。
③まとめ
本記事では、メンタルヘルス不調のサインを紹介させていただきました。
紹介したサインが多く見られたり、長期的に続いているような場合は、早期に専門医を受診することをおすすめします
従業員のメンタルヘルス不調は、発生する前に予防することが大切です。
メンタルヘルス不調が生じてしまうと、企業における様々な問題に直結してしまいます。
メンタルヘルス不調を未然に防ぐためには「セルフケア」が重要であり、早期に取り組むことが、結果的にメンタルヘルス不調者を生み出さないことに繋がります。
また、メンタルヘルス不調の予防には、軽い運動やストレッチが有効であることもわかっています。
弊社では、企業内に出張し、社員様の身体状況をチェックした上でストレッチを提供し、身体的不調を改善するサービスを提供させて頂いております。
まずは、自社の職場環境のチェックやニーズのチェックも含め、無料相談を受け付けておりますので、お気軽にお問合せくださいませ。
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